大和配列 — 日本語入力に最適化された新しいキーボード配列
日本語入力に最適化された新しいキーボード配列です。覚えやすく、疲れづらい。簡単に導入でき、いつでも戻せます。簡単にマスターでき、入力速度が2倍になります。
はじめに
QWERTY配列は、1870年代にタイプライター業界の都合で生まれた配列です。その配列が150年経った今もそのまま使われ続けています。
QWERTYと日本語の相性
日本語のローマ字入力は、必ず母音を含みます。しかしQWERTY配列では母音が鍵盤上に散らばっており、指と手首を常に大きく移動し続ける必要があります。
QWERTYのホームポジション
QWERTYのホームキー F と J は、日本語入力での出現頻度が最低クラス。最も打ちやすい位置に、ほとんど使わないキーが配置されています。指は常にホームから離れ、疲労が蓄積します。
大和配列の特徴
日本語の「子音+母音」という構造に正面から向き合い、誰でも導入できるよう、キーの配置を根本から再設計しました。特別なキーボードは不要 —
今お使いのQWERTYキーボードをそのまま使い、ソフトウェアでキー配列を変換します。
左手が子音、右手が母音
ローマ字入力は基本的に「子音 → 母音」の繰り返し。左右交互のリズミカルな打鍵が、そのまま日本語になります。この構造は英語入力とも相性がよく、バランスのよい打鍵が可能です。
キー配列
上段: M Y R W P | X L Q C ' [ ]
中段: K S T N* H | F A* O I E /
下段: Z D B G J | V U - , .
(* = ホームポジション)
左側 = 子音、右側 = 母音 + 低頻度キー
あかさたなはまやらわ
子音は50音順にそのまま配置。覚えるのではなく、思い出せる設計です。日本の言葉の響き(K-S-T-N-H-M-Y-R-W)がそのままキーボードに並んでいることが「大和」という名前の由来です。
濁音は全て下段
濁音と半濁音(ぱ行)を完全分離。下の列は「ずんだバーガー」(Z, D, B, G, J + P)と覚えましょう。
母音は全て右手
手を動かさず、全ての日本語が入力できます。ホーム行にA, O, I, E、下段にUを配置。
高頻度キーをホームポジションに集中
最も打ちやすい位置に、最もよく使う文字。日本語入力で最頻出の文字(A, K, O, I, N, U, T)がホームポジションに集中しています。
他の配列との比較
「日本語入力に最適化された配列」(41キーストローク)を打つ場合:
| 配列 |
ホーム列使用率 |
指移動回数 |
特徴 |
| 大和配列 |
76% |
17回 |
日本語最適化、50音順 |
| QWERTY |
34% |
28回 |
歴史的配列 |
| 大西配列 |
約73% |
約18回 |
日本語最適化 |
| Dvorak |
約50% |
約23回 |
英語最適化 |
| Colemak |
約48% |
約24回 |
英語最適化 |
大和配列はQWERTYと比較して、ホーム列使用率が約2.2倍(34%→76%)、指の移動回数が約40%削減(28回→17回)されます。
よくある質問
Q. 特別なキーボードが必要ですか?
いいえ。今お使いのQWERTYキーボードをそのまま使えます。ソフトウェア(AutoHotkey /
Karabiner-Elements)がキー入力を変換するだけです。特殊なハードウェアやカスタムキーキャップは不要です。
Q. QWERTY配列が打てなくなるのでは?
英語を覚えても日本語は忘れません。野球を覚えてサッカーを忘れることもありません。最初は忘れる感覚があっても、使っていると徐々にまた思い出します。
Q. 名前の由来は?
日本の言葉の響き(あかさたなはまやらわ)の子音(K, S, T, N, H, M, Y, R,
W)がそのままキーボード上に並んでいることに由来します。日本語の50音順がそのまま配列になっている、という意味を込めて「大和」と名付けられました。
導入方法
Windows: AutoHotkey をインストールし、Layout.ahk をダウンロードして起動。
参考資料
https://note.com/honjoh_/n/n6eca0fda500b
詳細リファレンス: 日本語版 | English
Yamato Layout | honjoh.dev — Created by Nobuhiro Honjoh
(本城靖大)